これまで結構な数の
ブログを書いてきましたが
その中でも
1年以上前に書いた
という記事が
他の投稿とは
比べ物にならないくらい
たくさん読まれていて
ミニバスで背が低いことに
悩んでいる子どもたちや
その解決策を探されている
親御さんが多いんだろうな
と感じていました。
しかし、あの記事は
身長なんて気にせず
バスケを楽しもう!という
主旨の話でしたので、
からだの小さい選手が
ミニバスで活躍する方法を
探されている親御さんには
物足りない内容だった
かもしれません(^_^;)
そこで今回、改めて
小さくても大量得点して
大活躍できる具体的な方法
をお伝えしたいと思います!
ちなみに、ぼくは
小学生で164cmあり
ミニバス時代は
かなり背が高い選手として
プレイしていました。
その後、中学・高校で
4cmしか背が伸びず
高校時代は周りと比べて
かなり小さな選手として
プレイしていたので、
背の高い選手・背の低い選手
どちらの視点も知っている、
そんな自分の経験をもとに
お話していきます(^_^)
もちろん、
これからお伝えする
方法だけが正解という
わけではありませんが
1つの手段として
参考になれば幸いです♪
ただし、
タイトルにもある通り
ミニバスに限った話なので
そこはあしからず(^_^;)
まず、小さな選手が
どうすれば活躍できるか?
と考えたときに
一番はじめに思いつくのは
ロングシュートでしょう。
確かに、
バスケットボールには
3ポイントシュート
(以下3Pシュート)
なるものがありますから
3Pシュートが
高確率で入るようになれば
身長にかかわらず
試合で大活躍できます。
しかし、
残念ながらミニバスには
3Pシュートはありません。
それに、大人の場合は
背が低くても筋力をつければ
3Pシュートは打てますが
筋肉が未発達な小学生の、
その中でも周りと比べて
サイズの小さい子となると
ロングシュートを打つのは
かなり難しいはずです。
力いっぱい投げれば
なんとかリングには
届くかもしれませんが
しっかりコントロールして
シュートを決められないと
大活躍とはいきません。
入らないシュートを
ひたすら打ちまくっても
味方のプレイヤーの
不満がたまる一方ですし
おそらく実戦で
3本に1本くらいは
入るようにならないと
ロングシュートが武器とは
言えないと思います(*_*)
もちろん、
ロングシュートを打つな
という話ではありません。
ロングシュートには
ディフェンスを外に広げる
効果もありますから
打てる選手は
打って良いと思います。
シュートが入らないと
効果はうすいですが…。
じゃあ、どうすれば…
そんな悩める小さきミニバス
プレイヤーの子どもたちには
ミドルシュート&フェイクを
おすすめします(`・ω・´)
ここで言うミドルシュートは
オフェンスが
3秒以上いてはいけない
台形(または長方形)の外側で
3Pラインより内側の場所からの
シュートと考えてください。
サイズの小さな選手が
点を取ろうとするとき
壁になるのはやはり
ゴール下に構えている
背の高いディフェンスです。
自分をマークしている
ディフェンスを抜いても
ヘルプの大きな選手に
シュートブロックされる
ことが多いと思います。
そこでどうするかというと
ヘルプに出てきたのなら
その選手のマークする味方が
1人空いているはずなので
その子に合わせのパスをする。
自分で得点こそできませんが
何度かそうしてパスを出すと
相手のヘルプディフェンスも
合わせのパスを警戒して
シュートブロックが甘くなる
可能性は高まります。
そのときは自分で得点する
チャンスですね(^・^)!
他にもフローターという
高い軌道のシュートを打ったり
普段なら2歩踏んでから打つ
レイアップシュートを
1歩目で打つというように
タイミングを外して打ったり
することでディフェンスを
かわして打つことができます。
ただし、こういった
ディフェンスをかわす工夫は
とても大切なことですが
いずれも難易度が高く
シュートの成功確率が
低くなりがちです(^_^;)
これはぼくの経験ですが
ディフェンスを
かわそうかわそうとして
シュートがいい加減に
なってしまうんです。
かわして打つのが目的になり
シュートは入れば良いな
くらいの感じになってしまう。
それでは本末転倒なので
きちんとシュートを
決めることにこだわって
打つ必要があります。
もしお子さんが
フローターをよく打つなら
少し気をつけて
見てあげてくださいね(^^)
と、ここまで挙げてきた
合わせのパス、フローター、
タイミングを外すシュートは
いずれも結構むずかしいです。
もちろん、
難しいからとあきらめず
一生懸命練習することで
大きな武器になりますから
ぜひ頑張ってください(^^♪
どう攻めるかという選択肢は
多いほうが良いですからね。
ということで、
その選択肢の1つとして
ぜひ習得してもらいたいのが
ミドルシュート&フェイクです。
まずはミドルシュートですが
3ポイントラインから
2mくらい内側のあたりで
パスキャッチからのシュートと
ドリブルからのシュートの両方を
自分がチームNO.1と
言い切れるくらいまで
成功率を上げていきましょう。
ミドルシュートが入らないと
シュートフェイクも
意味をなしません(´ー`)
ジャンプシュートである
必要性は特にありませんが
しっかりと高い弾道で
良いリズムで打つことが
とても重要になります。
ミドルシュートを
打てるようになったら
次はフェイクの練習をします。
シュートを打つフリをして
ディフェンスを跳ばせる技術が
シュートフェイクです。
ここでひとつ
上手なシュートフェイクの
コツをお伝えします(^^)/
フェイクは
ディフェンスを引っかける
動きではあるのですが
演技をしようとすると
かえってぎこちなく
バレバレの動きになります。
特に小学生は(´▽`)
だから考え方として
上手に演技をして
相手をだますのではなく
自分の普段の動きを
途中でとめるイメージで
シュートフェイクをすると
自然なシュート
フェイクになります(^-^)
シュートフェイクで
ディフェンスを跳ばせたら
ドリブルが残っているなら
ドライブしてレイアップへ。
ドリブルが残っていないなら
ステップインなどを使って
シュートをしましょう。
基本の動きはこれだけです。
これがめちゃくちゃ
使えます(`・ω・´)
なぜ使えるかというと
背の高い選手は
ブロックを狙うからです。
世界最高峰のバスケット
ボールリーグであるNBAの
試合を見たことはありますか?
あまりNBAを見ない人には
NBAと言えば
ダンクシュートのイメージが
強いかもしれませんが、
そのダンクシュートと同じか
もしくはそれ以上に
観客をわかせるプレイが
シュートブロックです。
[ NBA ブロック ]
とYouTubeで
調べてみてください。
ハエたたきのような
強烈なブロックを決めた選手は
みんな雄たけびをあげたり
マッスルポーズをとったりと
もうドーパミンが大量に出て
すごく気持ち良い状態に
なっているのがわかります。
背の高い選手は
隙あらばバッチーン!と
ブロックしたいと思いながら
ディフェンスをしています。
ぼくがそうでした。
ディフェンスのときは
バッチーン!!
しか狙ってなかったです(笑)
だから小さな選手が
シュートしようとしたときには
ここぞとばかりに
シュートブロックに跳びます。
ということで
小さな選手は大きな選手の
ブロックしたい!!という
気持ちを逆手にとって
シュートフェイクに
ひっかけてやりましょう(笑)
一度フェイクにかけると
今度は警戒して
ブロックに跳んでこない
かしこい選手もいますが
そういうときは
思いきりミドルシュートを
打ちましょう(^^)/
これぞバスケットボールの
醍醐味であるかけひきです。
ここまで来れば
もう背の高いディフェンスも
怖くありませんね(^.^)
それから
シュートフェイクの
何が一番良いかというと
ディフェンスを無力化できる
というところです(^-^)
フローターなどのスキルは
ブロックに来たディフェンスを
かわして打つ技術になるので
シュート確率は
普通のレイアップに比べて
どうしても低くなります。
バスケットボールは
確率のスポーツとも言われ
フローターを打たせたなら
実質ディフェンスの勝ちという
見方もあるほどですが、
シュートフェイクのほうは
ジャンプさせてしまえば
普通のレイアップなどの
確率の高いシュートが打てるので
オフェンスの完全勝利です。
ここにぼくがわざわざ
ミドルシュートと言ってきた
理由があるのですが
ゴール下などの
リングに近いエリアでは
一度ジャンプさせた
ディフェンスに追いつかれる
可能性が結構高いんです。
そもそも身長差が大きければ
そんなに高く飛ぶ必要もなく
すぐに立てなおせるため
フェイクにかけても
ブロックされることが
ぼくの経験上よくありました。
それがミドルシュートなら
ディフェンスは
ブロックするために前に高く
跳ばなければならないので
リカバリーが利きません。
言葉通り
無力化できるわけですね。
ミドルシュートも
シュートフェイクも
バスケットボールの
本当に基礎的なスキルですが
この2つだけで
背の高い選手に
十分に渡りあえるほど
強力なスキルです(^.^)
ぜひトライしてください♪
シュートフェイクで
相手ディフェンスとの
かけひきができるようになると
一段とバスケットボールが
楽しくなりますよ!(^^)!
これは余談ですが
さらにもっと活躍したいなら
ショットヘジというスキルを
身につけると良いですね。
このスキルを
文章で説明しようとしても
おそらく伝わらないので
YouTubeなどで解説動画を
検索してみてください(^^)
ということで
ぼくがおすすめする、
というより
ぼくが実践してきた
小さい選手が点を取って
大活躍する方法でした!
ぜひお試しあれ(^_-)-☆
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